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[BOKURA通信1月号] 「10代の約5割が『マイクロインフルエンサー』をフォロー」「Instagramが『クリエイターアカウント』をテスト!?」「女性ユーザーはハッシュタグで何を探しているのか?」 etc.

2019.02.6

こんにちは。2019年1回目のBOKURA通信。

今月の担当、高木です!

いよいよ平成最後の年になりましたね。

今年もSNS関連を中心に、気になる情報を皆さんにお届けしていきます。

 

■SNSを利用する10代の約5割が「マイクロインフルエンサー」をフォロー

マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」で実施された調査(対象:17歳~69歳の男女1,100名)によると、「マイクロインフルエンサーのSNSアカウントをフォローしているか?」という問いに対して、24.9%の人達が「フォローしている」と回答しました。年代別に見ると、10代(50.6%)、20代(35.3%)、30代(25.0%)、40代(18.0%)、50代(12.9%)、60代(5.7%)という結果で、10代は2人に1人がマイクロインフルエンサーをフォローしていることがわかりました。

※本調査における「マイクロインフルエンサー」の定義は、SNSのフォロワー数が千人以上1万人以下で、より狭い特定ジャンルやコミュニティに強い影響力を持つインフルエンサー。

 

 

■Instagramがインフルエンサー向けの「クリエイターアカウント」をテスト!?

2018年12月、The Hollywood Reporterが著名人ユーザー用の「クリエイターアカウント」をInstagramがテストしていると報じました。この報道によると、「クリエイターアカウント」では、フォロワー数の変遷についてのデータを1週間・1日単位でクリエイターに提供するということです。この機能では、クリエイターがどのようなコンテンツを作成したかも表示されるため、どのコンテンツがフォロワー数の増加または減少につながったのかを確認できます。こういった動きからも、Instagramがこれまで以上にインフルエンサーの存在を重視し、個人のブランディング確立をサポートする流れができていると言えます。

 

現在提供されている「ビジネスアカウント」を利用するインフルエンサーも多い中、さらなるカスタマイズを目的とした「クリエイターアカウント」がリリースされれば、インフルエンサーの地位がさらに確立されるかもしれません。今後、インフルエンサーや、インフルエンサーを活用する企業にとっては、その動向から目が離せません。

 

 

■10代-30代女性のSNS利用スタイル調査 ~女性ユーザーはハッシュタグで何を探しているのか?~

2018年12月、コムニコ社とアゲハ社が共同で、10代-30代の女性におけるSNSの利用や使い分けの実態を測るため、SNS利用スタイルに関する調査を実施しました。(対象:18-39歳の女性で、Facebook・Twitter・Instagramのいずれかのうち、1日1回以上利用[閲覧]するSNSが2種以上ある方)

 

その調査によると、企業の公式SNSアカウントの投稿によって、ユーザーの約8割が、ブランド/製品に対する興味・理解・想起・好感にプラスの影響を与えられたことがわかりました。調査によって明らかになったSNSの種類毎の主な傾向は以下の通りです。

 

●Instagram

公式アカウントをフォローする目的:「役に立つ / 楽しい / 興味深い情報を発信している」「ブランドの最新情報・新商品情報を知りたいから」「製品を上手に活用する方法を知りたいから」

 

ハッシュタグの使い方:「旅行の行き先を入れて今はどういう風景なのか予習する」「場所をハッシュタグで検索してオシャレなカフェを知る」

 

●Twitter

公式アカウントをフォローする目的:「中の人(運用担当者)が好きだから」が他のSNSより特筆して高い傾向

 

ハッシュタグの使い方:「電車の遅延情報」や「地震情報など調べる」など、リアルタイムな情報取得が中心

 

 

Instagram・Twitter共に、今や情報検索プラットフォームとして定着しており、6割近くのユーザーは投稿も頻繁に行っています。企業側は今後も、各SNSユーザーの目的や使い方をふまえ、運用を最適化していくことが求められます。

 

■米国でニュースを知る手段、SNSが初めて新聞を上回る。

年々、世の中に出回る情報量が増えていくなか、情報収集をする手段も変化を遂げています。そんななか、Pew Research Centerの行った人々のニュースの入手先に関する調査によると、「米国でSNSが紙の新聞を上回った」という結果が得られました。調査結果によると、SNSやニュースサイトといったオンライン媒体の人気が上昇し、紙の新聞やテレビ、ラジオなどのその他の媒体の人気は横ばい、もしくは下降傾向にあります。年代別に見ると、年齢が上がるにつれて、テレビと新聞を好む傾向があり、SNSは若い年齢層に人気があるという傾向が示されています。この好みの変化により、FacebookやTwitterをはじめとする、ソーシャルメディア企業は近年、偽情報の拡散防止に熱心に取り組んでいます。同様に、SNSを活用する各企業も、今後より一層の注意が必要かと思われます。

 

 

今月のBOKURA通信いかがでしたでしょうか? 少し前までは当たり前だと思っていたユーザーのライフスタイルや、SNSの使い方なども、時代の進化によって、日々変わっていくのがわかりますね。企業側もそんなユーザーの傾向に日々アンテナを張って、取り組み方を変えていく必要があります。企業のSNS関連の最新の取り組み・事例が気になる方は、ぜひBOKURAまでお気軽にご連絡ください。

https://bokura.biz/contact/

 

 

 

<参考>

https://marketing-rc.com/report/report-monthly-20190124.html

https://japan.cnet.com/article/35129984/

https://japan.cnet.com/article/35130170/

https://www.hollywoodreporter.com/news/instagram-testing-creator-accounts-direct-message-filters-growth-insights-1168167

https://blog.comnico.jp/news/sns-research-20181204

http://www.pewresearch.org/fact-tank/2018/12/10/social-media-outpaces-print-newspapers-in-the-u-s-as-a-news-source/

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