「広告費は減らせるのに利益は上がる方法」をご存じですか?
中長期でそれを叶えられるのがファンマーケティングです。
本記事ではファンマーケティングのメリットを8個ご紹介していきます。
メリット1「売上アップにつながる」
1つ目のメリットは、売上アップにつながるという点です。
お客様がファンになると、たくさん商品を購入してくれたり、リピートしてくれたりして売上アップにつながることは想像できると思います。
また、2つ目のメリットでもご紹介しますが、ファンが広告塔として自社の商品をPRをしてくれることで、広告宣伝費をはじめ販管費が下がることにもつながります。
メリット2「広告宣伝費が下がる」
2つ目のメリットは広告宣伝費が下がるという点です。
販管費が下がるとはどういうことかご説明します。
ファンはある一定のレベルを超えると自分のメリットを考えずに動いてくれます。
例えば、行きつけのラーメン屋を友人や家族など周りの人に自主的にPRし、広告塔になってくれることで販管費の抑制につながります。
以前までは赤の他人が言っている口コミでも、点数が高ければ信頼されていた時代でした。
しかし今は、自分の身近な人や尊敬してる人が、そのブランドに対して何と言っているかが大事になってきているという印象を受けます。
ブランドや商品に関する感想や意見をきちんと言ってくれるファンがいればいるほど、その人たちの周りで自然とブランドの認知度が上がっていくのです。
企業側がそのようなファンの行動を感じているかどうかで、ファンマーケティングに取り組むタイミングが変わってくると思います。
メリット3「ファンからアイデアがもらえる」
3つ目のメリットはファンからアイデアがもらえる点です。
ファンマーケティングに取り組むことで、お客様目線のアイデアを得られます。
そのため、お客様からのアイデアや改善点をいつでも聞ける環境を整えておくことがポイントになります。
ファンマーケティングとしてはビジネスにファンをいかに巻き込むかが重要です。
そして、ファンを巻き込んだ先にはファンの意見がリアルに貰えるのも1つのメリットだと考えます。
メリット4「担当者の立ち位置が向上する」
4つ目のメリットは担当者の立ち位置が向上するという点です。
多くの企業にはファンマーケティングの専任担当者がいないのが現状です。
そして、一概に言えませんが、他の作業もやりながらSNSの運用を行う人たちは、社内で立場が低いケースが多く見受けられます。
しかし、1~2年ファンマーケティングに取り組むとSNSの影響力が大きくなり、他部署から商品を紹介してほしいとオファーが来るなど、これまでよりもファンマーケティング担当の社内での立ち位置が上がっていくでしょう。
このようにSNSの効果が見え始め影響力が大きくなると、ファンマーケティングへの期待も周囲から高まります。
メリット5「長寿企業になれる」
ファンマーケティングを続けると、長寿企業になれる可能性が高まります。
日本で100年以上続いてる長寿企業は30,000社くらいあり、200年以上続いてる会社は1,500社ぐらいあると言われています。
これは世界的に見ても大きな数字です。
ではファンマーケティングと長寿企業にはどのような関係があるのでしょうか。
この疑問を解決するには、2つのポイントが重要です。
1つ目のポイントは、長寿企業にはファンが付いていることが挙げられます。
長寿企業はファンが長年ずっと応援してくれて、お金を落としてくれるため長続きしています。
ファンを大事にするからこそ、長く事業を続けられるということです。
2つ目のポイントは、その時代における革新的なことをやり続けていることが挙げられます。
何かに挑戦したり、その時代ごとに応じたファンを獲得するなど、伝統を守りながら革新的なことを続ける企業が長寿企業になるという特徴があります。
今は、良いモノを作っていれば売れてファンがつく時代ではありません。
ファンマーケティングを続けることで、お客様のファン化と時代に合わせた革新的な取り組みが生まれ、結果として長寿企業になれる可能性が高まります。
メリット6「従業員のやる気につながる」
6つ目のメリットは、ブランドについて良いことを言ってくれるファンが増えることで従業員のやる気が上がる点です。
ブランドのファンは、従業員が出す様々な企画に対してとても協力的です。
そして従業員は、自身の関わっているブランドを応援してくれる多くのファンがいることに気づき、様々な人たちを喜ばせられていることを実感します。
ファンマーケティングを実施しながら、ファンを可視化していくことで従業員の満足度やモチベーションを上げることにつながります。
メリット7「炎上時に助けてくれる」
7つ目のメリットは、炎上時にファンが助けてくれることです。
長年企業を運営すると、何かしらのミスが起きたりチャレンジで失敗したりするかもしれないですし、企業によっては不祥事が発生する可能性もあります。
そんな時に、ファンはそれまでの恩や未来永劫続いて欲しいという思いから、多少のミスでも変わらず応援してくれるはずです。
そして、何かしらの炎上が起こった際、ネガティブなイメージをポジティブに変える役目をファンが担ってくれます。
企業の本心を理解し説明してくれるファンのおかげで、企業のイメージが下がらず、ニュートラルな人たちはポジティブ思考に変わるでしょう。
最終的に炎上を鎮火してくれたり、手助けをしてくれるのもファンだと考えます。
メリット8「不測の事態の際も助けてくれる」
8つ目のメリットは、不測の事態でもファンが新たな行動をしてくれて、新規のファンを連れてきてくれる点です。
ここで1つの例をご紹介します。
北海道の商業施設にある食品系ブランドの店に強盗が入るという事件がありました。
「ブランド名 強盗」と検索すると、その強盗ニュースが出てくる現状にファンは胸を痛めました。
そのような現状を打破するため、ファンは、「ブランド名 強盗」と検索した時にそのブランドの商品紹介ばかり出てくるように対策を講じ、ブランドを救おうと考えました。
そして強盗のニュースを検索した多くの人は、おすすめの商品を見て購入に至り、ECサイトで売上が向上しています。
このように不測の事態があった際、ファンが新たな行動を起こし、その結果、新規のファンの獲得につながることが、ファンを作る一つのメリットと言えるでしょう。
まとめ
今回ご紹介した「ファンを作るメリット」の内容をまとめると下記の8つになります。
- 売上が上がる
- 広告宣伝費が下がる
- ファンの心理に基づく色々なアイデアをもらえる
- ファンマーケティング・SNS運用担当者さんの地位が向上する
- 長寿企業になれる可能性が向上する
- 従業員のモチベーションが上がる
- 炎上時にファンが早期鎮火を進めてくれる
- 不測の事態が起こった時にもファンが色々な行動を起こしてくれる
ファンマーケティングはすぐに効果が出ないため、二の足を踏む企業が多いのは仕方ないと思います。
しかし、上手くいってる企業は未来を見据えて動き始めており、早く行動すればするほど効果が出るのも早いのが事実です。
自身の企業をより良くする未来は実現できます。
今回の記事をきっかけに、ファンマーケティングに前向きに取り組んでいただけると嬉しく思います。
BOKURAでは今回ご紹介したようなSNSマーケティング、ファンマーケティングに関する知識をYouTubeにて発信しています。
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