SNSはファンとのコミュニケーションを図るツールと伝えてきたBOKURAですが、とはいえ情報発信が必要なときもありますね。
でもInstagramで情報発信をする際、Instagramの特性を適切に理解していなければ、情報発信が意味のないものになってしまいます。
情報発信のターゲット設定
インスタグラムで情報発信を上手くやるには、ターゲットの設定が重要です。
「どういう投稿だとリーチが広がるのかわからない」「どういう投稿だとフォロワーが増えるかわからない」という相談をよく受けます。
そのような企業は、ターゲット設定が明確になっていないことと、ターゲットのインサイトが掴めていない可能性があります。
また、顧客ターゲットとSNS上のターゲットではズレが生じる場合があります。
企業が設定するターゲットは、実際の売上につながるターゲットであることが多いです。
SNS上で売上につながるフォロワーを獲得することは難しいと思います。
そこで、BOKURAはSNS上にいる人の特徴を説明し、その中から企業に良い影響を与えてくれる人を見つけるよう提案します。
クライアントが考えるターゲットを深堀りし、届けたい人はどのような人なのかを明確にすると情報発信がしやすくなるでしょう。
投稿内容で意識するべき点
次に、投稿内容で意識すべき3つのポイントについてご説明いたします。
インスタグラム上でのユーザー行動を意識する
〈インスタグラム上でのユーザー行動〉
- アプリを開く
- ストーリーズを何個か見る
- フィード画像を流し見る
- 発見タブを閲覧する
- ハッシュタグに飛んで詳細を見る
まずは、ユーザーがどんな行動をするのかを想像した上で投稿内容を考えていく必要があります。
ユーザーがどういう風にインスタグラムを使っているのかが大前提にあり、それに企業の公式アカウントが合わせにいくことが大切です。
2秒で心を掴む!
投稿内容を作成する上で特に重要なのが、「2秒で心を掴む」ことです。
フィード画像を流し見して視界に入るのは1~2秒であり、そこで興味を持ってもらわないと自身の投稿が埋もれていきます。
いかに興味を引くか、視覚的に訴えるかが大切です。
興味を引くためにキャプションを重要視するよりも、画像のデザインにこだわったり文字入れしたりして、わかりやすく、よりユーザーに届くように意識してみましょう。
ベストなハッシュタグを選ぶ
投稿を作成する際にハッシュタグも重要な役割を果たします。
ハッシュタグの選び方として、何百万と投稿されているビッグワードだと埋もれることが多いため、投稿数が10万以下のものを選ぶといいと思います。
投稿を作成する際にはビッグワードをあまり入れず、トレンドを含めた多くのハッシュタグを使いながら、検索される回数と実際の投稿母数のいい塩梅のものを選びましょう。
しかしここで注意する点は、投稿母数の多いものはたくさん検索される一方で競合が多いということです。
最新投稿でいくら遡っても自身の投稿が出てこないということになりかねません。
ベストなハッシュタグを見つけるのが難しいと感じる場合は、自社の親和性の高い投稿から傾向をリサーチしてみてください。
アルゴリズムの検証
最後に、インスタグラムで情報発信を上手くやる上で重要なアルゴリズムの検証についてご紹介いたします。
インスタグラム側の気持ちになって考えてみる
インスタグラム側の気持ちになって考えてみることも大切です。
インスタグラム側からしたら、ユーザーにインスタグラムをずっと使い続けてほしいはずです。
アルゴリズムでは過去に閲覧した投稿を基におすすめの投稿を表示したり、できるだけ面白いコンテンツを見てほしいという観点からエンゲージメントが高いものを表示したりします。
発信者は、インスタグラム側の気持ちを考え、予測しながら投稿内容を作成することが大切です。
インスタグラムは次から次へと新機能が追加される
新しい機能が付与されたらどんどん使うようにしましょう。
インスタグラム側は新しい機能を付与して試したいはずなので、新しい機能を使って投稿するとリーチが広がると思います。
最近ではショート動画が流行っており、拡散されやすいのでショート動画を作成するとより表示率が上がるかもしれません。
インスタグラムは好きな情報を見つけるためのツールとして発展してきています。
どのような新機能をリリースにするかにより、インスタグラムが次はどういうポジションを狙っているのかというところまで考えられると効率よくインスタグラムで情報発信ができるでしょう。
企業によって悩みは違う?
フェーズにより、企業の悩みは違ってきます。
特に世界観の醸成に重きを置いている企業が多いです。
綺麗さやインスタ映えなどを重要視されている企業が多く、それを活かしつつ今のハマるコンテンツにするというのを考えなければなりません。
また、インスタグラムはオリジナリティを重視しているため、より企業の個性を出せるようなコンテンツ作りに特化するのも大切です。
今後のインスタグラムの変化
今後、インスタグラムがどう変わるのでしょうか?
ストーリーズとリールに人気がある点から、長尺ではなく短尺の動画が進化していくと予想します。
また、フォロワーの意味がなくなる時代が来ると言われています。
もしそうなった場合に、どのようにSNSを活用し、ファンとコミュニケーションを取っていくのかを考えてみましょう。
未来を見据えた情報発信を
SNSを使ってファンマーケティングを進めていく上で情報発信は絶対必要です。
情報発信をしていく中で、アルゴリズムも気にして先を見据えながらクリエイティブを考えていく必要があります。
そして、ファンの気持ちに寄り添うことを忘れず、今何をすべきかを一緒に考えていきましょう。
BOKURAでは今回ご紹介したようなSNSマーケティング、ファンマーケティングに関する知識をYouTubeにて発信しています。
ぜひ気になる方はYouTubeもご覧ください。