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Z世代に刺さるマーケティングとは?ファンマーケティングの活かし方

2023.01.12

今では幅広い年代の人がSNSを利用しており、使用方法や使用目的はさまざまです。

今回はZ世代に焦点を当て、買い物の仕方や購入に至るまでの経路などを説明しながら、Z世代に刺さるマーケティングについてご紹介いたします。


Z世代とは?

Z世代という言葉を聞いたことがありますか?

Z世代とは、概ね1990年代中盤から2010年代前半にかけて生まれた人を指します。
年齢は10代から20代後半で、彼らはデジタルネイティブと呼ばれています。

ここからは、Z世代の人はテレビや口コミを見て商品を購入するのか、商品を購入するときはどういうフローを辿るのかについてご紹介いたします。


テレビを見て商品を買うことはあるの?

Z世代はテレビショッピングやCMなどを見て商品を購入することはあまりありません。

そもそもテレビを見ておらず、もし見たいものがあるときはリアルタイムでその番組を見るためだけにテレビをつける人が多いです。
世代が若返るにつれ、テレビを見て商品を購入することが少なくなっているように感じます。


Z世代も口コミで商品を購入する?

Z世代の人は口コミで商品を購入するというより、詳しい友人に聞いて購入に至ります。
値段が高ければ高いほど、失敗したくないと考えるため友人に相談をするのです。

それに対し、40、50代の人はTwitterやその他SNSで流れてきた自分と似ている環境の人で、信頼をおいている人のおすすめの商品を購入することが多いようです。

このように、Z世代は信頼する友人の言葉を頼りに商品を購入し、40、50代は口コミを見て商品を購入するという違いがあります。


SNSのおすすめ商品は買うの?

Z世代の人は、自分が欲しい商品について詳しそうだと思った人の投稿を見て商品を購入します。

そこにはフォロワーの数は全く関係ありません。

例えば、登録者数1,000人くらいのYouTuberでも、とても詳しそうだったら信頼してその商品を買います

それとは対照に、登録者数100万人超えのYouTuberでPRをしているような投稿は全く参考にしません

インフルエンサーだから信頼するのではなく、情報発信の内容が重要です。

その人の解説している動画を深堀りし、信用できるか判断するため何度も見返すというような精査をする能力が必要でしょう。

このように、Z世代の人は自分が欲しい商品について詳しそうだと思った人の投稿を精査して購入に至る傾向があります。


PR商品かどうか見極める力が必要

今の時代、インフルエンサーが何か紹介したらわかりやすく「#PR」やYouTubeでは左上に「これはプロモーションを含みます」と出てきます。

10代から20代前半の人でそれらを信用して購入する人は少ないと思いますが、一方で20代後半の人は、「PRだから何?」と考える人も多いようです。

良いと思った商品でもアフィリエイトの投稿だと気づかず、PR商品だと知りショックを受ける人もいます。

その原因は、わざわざ「#PR」の表記を見ないことにあるのでしょう。

10代から20代前半の人は、そこに対して疑いの目を持ちつつ適切に精査しようという心があるのだと思います。


Z世代は口コミサイトで購入する?

Z世代の人は特に飲食店を調べたいときに、よく口コミサイトを閲覧します。

一番よく閲覧する口コミはGoogleで検索したときに出てくるレビューです。
上からの圧力がなく、投稿者の本音が書いてあるように感じるからです。

やはり、Z世代の人はPRや飲食店のスタッフが操作してレビュ―を書いていないかなど、シビアな目を向け情報を精査する特徴があります。


物を買うときのフローは?

Z世代の人が商品を購入するときのフローについてご説明いたします。

まず、特定の商品を検索するまでに、「商品が欲しくなってその商品を調べる」か、「商品を知ってから欲しくなる」かの2つのパターンがあると思います。

Z世代の人は、商品が欲しくなってから調べる人が多いようです。

調べる方法は、その商品に精通する友人に聞きます。

友人に聞いて検索をかける人もいれば、検索せずに「この人が言った物なら絶対良い」という信頼をおいて購入する人もいます。

先ほどご紹介した通り、欲しい商品について詳しい友人に詳細を聞き、そのまま購入に至る点はZ世代特有であると言えるでしょう。


欲しい商品に精通する友人がいない場合の購入フロー

では、自分が欲しい商品に関して精通している友人がいない場合、購入までにどのようなフローを辿るのでしょうか?

例えば、メンズメイク用品を買うとします。

まず、インスタで「メンズメイク」と検索し、気になった商品を使っている人のアカウントに入り、その人が信頼できるかどうかを判断して購入に至ります。

メイクは視覚的な印象が強いのでインスタで検索しますが、商材によってはTwitterやTikTok、YouTubeと分けて検索します。

これらの媒体の特性を全部知っていなければできないことであり、媒体を使い分けるところはデジタルネイティブならではでしょう。


世代によって考え方が違う

今回はZ世代の人の、商品購入方法やそのフローをご紹介し、マーケティングについて考えてみました。

世代により大きく考え方が違うのは皆さんもご存知だと思います。

今回は、具体的にどのような点が他の世代と違うのかを深堀りしました。
今後、ファンマーケティングに取り組む中でこれらの相違点から新しいアイデアが生まれ、面白い企画につながるかもしれません。
世代の特徴を理解し、それぞれに合ったマーケティングの手法を取ることが重要です。

以下の2点を意識してファンマーケティングに取り組んでみてください。

①さまざまな世代の社員に、SNSの使い方や商品購入フローについて聞いてみる
②世代による考え方の相違を深掘る



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